脱毛は痛い方が良い?痛みと効果の関係や対処法などを解説!

全身脱毛

脱毛サロンでの全身脱毛を始めて2年が経ったもちづきです。

脱毛を受けるか検討している段階で気になるポイントとして、脱毛時の痛みが挙げられます。

脱毛は痛いという意見を見ると、施術を受けるのが怖いと感じてしまいます。(私も施術前は痛さを想像しては怯えていました…)

しかし「脱毛は痛いほど効果がある」という意見もあるため、痛い方が良いのかな?と考えてしまう人もいるでしょう。

そこでこの記事では、脱毛の痛みについて詳しく解説します。

痛みの有無や痛さと効果の関係、痛さを軽減させるための対策などを取り上げました!

脱毛は痛い?

悩む女性

脱毛の施術は本当に痛いのでしょうか。はじめに脱毛による痛みの有無について解説します。

必ず痛いとは限らない

結論から申し上げると、脱毛施術が必ず痛いとは限りません。まったく痛みを感じずに終わるケースもあります。

実際に私は脱毛サロンで計13回の全身脱毛を受けましたが、痛みを感じた記憶はありません。

光脱毛を受けているのですが、まれに光が照射されるタイミングで軽い衝撃を感じる程度です。

痛みとは程遠い感覚で、個人的にはちょっと楽しいぐらいです。

脱毛=痛い とは限らないと認識していただいて良いでしょう。

痛みを感じやすい部位や状態がある

私は脱毛で痛みを感じた経験がありませんが、脱毛時に痛みを感じやすい部位や肌の状態はあるようです。

まずは痛みを感じやすい毛の部位から紹介します。

  • 脇:皮膚が薄いうえに毛が太い・濃い・多い箇所なため痛みを感じやすいです。
  • VIO(デリケートゾーン):脇と同様に毛質や量が原因で痛みを感じやすい箇所です。また皮膚の色素沈着が起きやすい点も痛みが強くなる理由です。

肌の状態によって痛みの強さが変わるケースもあります。

  • 乾燥状態:肌のバリア機能が低下しているため刺激を受けやすく、痛みも強くなりやすいです。
  • 色素沈着:肌のメラニン色素に反応してしまうため痛みを感じやすいです。なおVIOは下着との摩擦によって黒ずみが起きやすいため、色素沈着が原因で痛みを感じるケースもあります。

色素沈着は仕方がありませんが、乾燥は対策次第で防げます。脱毛を検討している場合は肌を乾燥させないよう入念に保湿しましょう。

施術方法によって痛さが異なる

脱毛の方法は複数ありますが、施術方法によっても痛さが異なります。

脱毛サロンやクリニックで採用されている施術方法と特徴、痛みの強さについて解説します。

  • 光脱毛:サロンで採用されている方法です。メラニン色素に反応する光を当てて脱毛します。脱毛方法の中で最も痛みが弱いですが、皮膚の薄い場所や毛質によっては痛みを感じるケースもあります。
  • 医療脱毛(レーザー脱毛):クリニックなどの医療機関でのみ行える方法です。レーザーで毛根を破壊し毛が生えない状態にします。温度やパワーが高く光脱毛に比べ痛みが強めです。なお熱破壊式ではなく蓄熱式と呼ばれる方法の方が痛みが小さいです。
  • ニードル脱毛:毛穴に針を通し、針に電流などを流して毛根を破壊する方法です。高い効果は得られますが、非常に痛みを感じやすいです。

肌の状態や部位が同じでも、施術方法によって痛みの強さが大きく異なります。

脱毛は痛い方が効果がある?

脱毛

脱毛は痛い方が効果があるのは本当でしょうか。痛みと脱毛効果の関係について解説します。

痛いほど効果があるとは限らない!

脱毛は痛いほど効果があるとは限りません。脱毛の痛みは肌質や乾燥状態に由来するケースが多く、毛や毛根に与える程度は関係ないと考えられています。

痛いほうが脱毛効果があると考えてしまうと、必要以上に痛みを我慢してしまう結果となります。「痛みが強い=効果が高い」は誤解の恐れが大きいため注意しましょう。

しかし後述のように、パワーが強く効果を実感しやすい脱毛方法ほど、痛みが強いという面もあります。

パワーが強い脱毛方法は痛みを感じやすい

痛みの強さと脱毛効果に影響はないと考えられますが、パワーが強い脱毛方法の方が痛みを感じやすいです。

サロンで行われる光脱毛は、脱毛方法の中で最も痛みを感じにくいです。しかしパワーも弱めなため、脱毛効果を実感するまでにある程度の時間がかかります。

レーザー脱毛やニードル脱毛はパワーが強く、毛根へ与える影響も大きいです。光脱毛に比べ少ない回数で脱毛効果を得られますが、その分痛みを感じやすい脱毛方法です。

パワーが強い脱毛方法ほど痛みも強いため、「痛みが強い=効果が高い」は正しく言い換えると「痛みが強い脱毛方法=脱毛効果の実感を得やすい」となります。

脱毛で痛いと感じても我慢するべき?

悩み

脱毛で痛いと感じたら我慢するべきなのでしょうか。脱毛施術を快適に受けるためにぜひ押さえておきましょう。

痛かったら素直に伝えるのが良い

脱毛施術時に痛いと感じたら、我慢せず素直に伝えるべきです。私が施術を受けている脱毛サロンでも、「痛かったらすぐに言ってください」とお声がけいただいています。

脱毛で痛いと感じてしまうのは、肌荒れや乾燥などが原因の可能性があります。すなわち脱毛に適していない肌状態です。一見普通の肌状態に見える場合でも、痛みが強い場合は脱毛施術のリスクが高い恐れが考えられます。

その日の肌状態だけでなく、皮膚の薄さや色などが原因のケースもあります。スタッフさんが適切な対応をしますので、強い痛みは我慢せず伝えるのが大切です。

医療脱毛では麻酔を使用するケースも

クリニックで行う医療脱毛は痛みを感じやすいため、麻酔を使用するケースもあります。脱毛の際に使用される麻酔は主に以下の4種類です。

  • 笑気麻酔
  • 麻酔クリーム
  • 静脈麻酔
  • 麻酔テープ

笑気麻酔は痛みが和らぐだけでなく、痛みに対する不安や恐怖も軽減されます。副作用のリスクも小さいです。機械を使ってガスを吸入します。

麻酔クリームは照射部位に塗ります。手軽に使える麻酔ですが、アレルギーを起こしてしまう恐れもあるため注意が必要です。

静脈麻酔は点滴で麻酔を注入します。意識が薄れるため痛みや不安が小さくて済みますが、車の運転や食事などに制限があり生活への影響がやや大きいです。

麻酔テープは照射する箇所にテープを貼って麻酔効果を発揮します。手軽な方法ではありますが、麻酔効果は低めです。

医療脱毛を受ける際には、クリニックで採用している麻酔の種類を確認すると安心です。

脱毛での「痛い!」を避けるための対処法

脱毛サロン

脱毛時に痛みを感じてしまうのは、脱毛方法や身体の状態によって仕方ないケースもあります。しかしなるべく痛みを抑えるために自分でできる対処法もあるため、3つ紹介します。

肌が乾燥している・日焼けしている時は避ける

脱毛時の痛みには肌状態が影響するケースが多いです。痛みを抑えるためには、肌が乾燥している・日焼けしている時は避ける必要があります。

極度の乾燥や日焼け状態では、施術を断られるケースも多くみられます。しかし施術可能な範囲とはいえ、普段より乾燥・日焼けしている場合は施術を避けると安心です。

脱毛予定があるならば入念に保湿をし、しっかりとした日焼け対策をしましょう。肌状態を良くすれば痛みを抑えられる可能性が高いです。

適切な事前処理をする

脱毛施術を受ける前は、事前の自己処理が必要です。しかし処理方法が適切でないと、肌トラブルが起きる恐れがあります。肌荒れや肌の傷は脱毛施術が痛いと感じてしまう原因になります。

脱毛施術に向けた事前処理のポイントは以下の2つです。

  • 肌に優しい方法で行う
  • 処理後は十分に保湿する

自己処理には様々な方法がありますが、おすすめは電気シェーバーの利用です。カミソリは肌を傷つけてしまう恐れがあり、毛抜きなどで抜いてしまうと脱毛効果が下がってしまいます。VIOラインの自己処理は、いきなりシェーバーで剃るのではなく、ハサミで短く切ってから行うと効率的です。

また自己処理の後は肌が敏感な状態です。肌の乾燥や肌荒れは痛みや施術不可の原因となります。いつもより入念に保湿しましょう。

生理前後や生理中などのタイミングは避ける

生理前後や生理中は肌が敏感な状態となっています。このような時期は脱毛の痛みを感じやすいため、VIOに限らず脱毛を避けたほうが安心です。

ホルモンバランスが安定しやすいタイミングは、生理終了の約一週間後です。痛みを抑えられるだけでなく、肌トラブルが起こりにくいというメリットもあります。なるべく生理周期を把握し、生理が終わって一週間のタイミングで予約ができると安心です。

脱毛は痛い方が良いわけではない!

脱毛は痛い方が良いわけではありません。そして必ずしも痛いわけでもないのです。まずは脱毛と痛みの関係について正しい理解が必要です。

しかし脱毛方法によって痛みの強さが異なり、パワーが強い方法ほど痛みも大きくなります。そのため痛いほど効果が強いとはいえないものの、効果が出やすい方法ほど痛いのは事実です。

脱毛で痛いと感じたら素直に伝える必要があります。医療脱毛の場合は麻酔を使うクリニックが多いため、事前に麻酔の種類や効果を確認すると安心です。

脱毛時の痛みを避けるため、自分でできる対策をしっかりしましょう。肌の手入れのほか、適切なタイミングでの施術も大切です。

脱毛についての正しい理解が、施術の「痛い!」を避ける上で欠かせません。

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