編集部のチャギです。今回は「傷や傷あと」と脱毛の関係について書きます。
脱毛は少なからず肌にダメージを与えるので、体に傷や傷あとがあると「脱毛ができないのでは…?」と考える人もいるのではないでしょうか。
実際多くのサロンでは脱毛できない条件を設けており、「傷」や「傷あと」も程度によっては含まれます。
これから脱毛を始めようとしている人の中には、
「過去にケガした傷あとが残っているけど、脱毛できるの…?」と不安に思っている人もいるはずです。
また、既に脱毛に通っている人の中には、
「万が一体に傷を作ってしまったら、施術を受けられるの…?」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
「転んでケガをした…」「ぶつけてアザができてしまった…」など、体に傷ができることは日常生活の中でもよくありますよね…。
この記事では、右ヒザに大きな古傷がある私が「傷や傷あと」と脱毛の関係を、実際の体験談とあわせて詳しくご紹介します。
「傷や傷あとがあっても脱毛できるの?」と不安に思っている人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね!
ここでは、以下のような疑問に全てお答えします。
- 傷や傷あとがあっても脱毛できる?
- 傷や傷あとがあっても脱毛できるケースはある?
- 古傷・青タン(打撲あと)・虫刺されがあっても脱毛できる?
- もし傷ができたらどうする?対策と対処法は?
- 傷あと以外で脱毛ができないパターンは?
傷や傷あとがあっても脱毛できる?【傷の程度による】
普通に生活していても、気づかないうちに小さな傷やアザなどができますよね…。
また、子どもの頃に転んでできた傷など、大人になっても傷あとが残っている人も少なくないはずです。
ここでは、傷や傷あとがあると脱毛できるのか、またどの程度の傷なら脱毛できるのかを詳しく見ていきましょう。
傷や傷あとがあると基本的に脱毛NG
傷や傷あとがある場合、ほとんどのサロンやクリニックで脱毛ができません。
できたばかりの傷は、周辺も含めて炎症が起きている状態です。
そこに脱毛などの光熱を与えると、さらにダメージが悪化する可能性があります。
傷や傷あとを避けて照射したとしても、傷の周りでも炎症が起こっているので、肌トラブルにつながる危険性があるのです。
治っていても傷あとが色素沈着を起こしていれば脱毛NG
既に傷が治っている場合でも、傷あと箇所が色素沈着を起こしていると脱毛できないことが多いです。
色素沈着が起きている箇所に照射すると、濃い色素に反応し痛みや炎症を引き起こす可能性もあります。
特にサロンの場合、万が一肌トラブルが起こったとしても医師による対応ができないため、傷あとがあると脱毛できないケースが多いです。
小さい傷や傷あとなら脱毛OKの場合も
「脱毛したいけど、古傷が残っている…」「全身脱毛の予約をしていたのに傷ができてしまった…」という場合でも、全ての部位の脱毛ができないわけではありません。
傷や傷あとの部分に照射することができなくても、傷が小さいものであれば保護シールを貼り避けて照射ができます。
どの程度の傷や傷あとなら脱毛できるかは、サロンやクリニックの判断によって異なります。
もし脱毛前にケガをして傷を作ってしまったら、まずサロンやクリニックに相談しましょう。
古傷・青タン(打撲あと)・虫刺されがあっても脱毛できる?
ここでは、古傷、青タン(打撲あと)、虫刺されなどがある場合、脱毛ができるのか詳しく見ていきましょう。
古傷はサロン・クリニックによって異なる
小さい頃にケガをして残ってしまった「傷あと」「手術あと」「リストカットあと」などの古傷があるという人も少なくないでしょう。
古傷がある場合の判断はサロンやクリニックによって異なりますが、傷が完全に治っていて色素沈着も起きていないのであれば、脱毛できるケースが多いです。
ただし、大きな古傷がある場合は、傷あとをシールなどで保護し避けて照射されます。
特に脱毛サロンは安全面を考慮して、古傷への照射も慎重に行われます。
そもそも傷あとが残るほどのダメージを負った場合、その部位は毛が生えてこない可能性が高いです。
私自身もヒザの古傷の周りには毛が生えてきますが、傷自体には毛が生えてこなくなりました。
脱毛サロンの場合は、傷あとギリギリまでショット方式で細かく照射してくれるので、ムダ毛を残さずキレイな肌を目指せます。
青タン(打撲あと)は脱毛NGの可能性が高い
「気づいたらいつの間にかアザができていた…」という経験がある人は多いのではないでしょうか。
何かにぶつかった時などにできる「青タン(打撲あと)」があると、脱毛ができない可能性が高いとされています。
青タンは皮膚の下で起きている出血(内出血)です。
出血が起こった部位は損傷を受けており、脱毛の光などによって症状が悪化する恐れがあります。
サロンやクリニックでは、傷や傷あとと同じように保護シールを貼り、青タンを避けて施術が行われるケースが多いです。
脱毛前はなるべく肌の露出を避けて、肌を保護できる服装がおすすめです。
虫刺されは脱毛NGの可能性が高い
傷と同じく注意が必要なのが、「虫刺され」です。
特に夏から秋にかけて蚊に刺される人も多いですが、それ以外にもダニ、蜂、毛虫などにも刺される危険性が1年中あります。
虫刺されで掻いて傷ができてしまった場合はもちろん、赤く腫れている場合も脱毛できません。
脱毛による照射で症状を悪化させてしまう恐れがあるので、施術は避けた方が良いとされています。
肌の露出が多くなる季節は、虫刺され対策も忘れずに行いましょう。
古傷アリ経験者による脱毛体験談【傷あとがあっても脱毛は始められる】
ここでは、古傷がある私の脱毛体験談をご紹介します。
「傷あとがあるけど、脱毛してキレイになりたい…!」という人に、少しでも参考になれば幸いです!
右ヒザの傷あと
私は右ヒザに大きな古傷があります。
高校生の時に体育祭のリレーで派手にスライディングして、できた傷です。
勢いよく転んだので、擦り傷が深く出血も多かったです。
幸い骨は無事でしたが、右ヒザ全体に傷あとが残ってしまいました。
さらに、ケガをした約1年半後に階段が落ち、同じ箇所を強打して縫った経緯があります。
現在痛みはないものの、右ヒザの傷あとは今もしっかりと残っています。
脱毛前のカウンセリングで自己申告
全身脱毛に興味を持ち始めたのと同時に、頭によぎったのは「右ヒザの傷あと」でした。
「大きな傷あとが残っているけど、脱毛できるのかな…?」と不安な気持ちのまま、脱毛サロンでカウンセリングを受けました。
カウンセリングでは傷や傷あとの確認も行われるので、スタッフに相談する機会がきちんと設けられています。
右ヒザの傷あとを自己申告したところ、傷あとを避けて照射すれば問題ないと判断されたので、無事契約できました。
傷あとがあって脱毛を受けようか悩んでいる人は、一度無料カウンセリングを受けてみるのがおすすめです。
施術は傷あとを避けて照射
脱毛の施術では、右ヒザの傷あとを避けてギリギリまでしっかり照射してもらっています。
施術前には担当スタッフが肌の状態を必ず確認してくれるので、毎回傷あとの申告をする手間もありません。
カウンセリングで特に申告しなかった左ヒザの軽いヤケドあとも、毎回避けて照射してくれます。
ホクロやニキビなども保護シールを貼って照射してくれるので、デリケートな肌でも安心・安全に脱毛ができます。
もし傷ができたらどうする?【対策と対処法】
ベストな肌のコンディションで施術を受けるには、日頃の対策が大切です。
ですが、気をつけていても傷ができてしまうこともありますよね…。
ここでは、傷を防ぐための対策と、もし傷ができてしまった時の対処法を見ていきましょう。
自己処理は要注意
脱毛中に傷ができてしまう原因として多いのが、施術前に行う自己処理です。
脱毛する前は一般的に、施術の前日~2日前までにムダ毛の処理をする必要があります。
サロンによっては剃り残しがあると、シェービング代が発生する、または施術自体を断られるケースもあるので、念入りに処理したいですよね。
しかし、間違った方法での自己処理は肌を傷つけ、脱毛ができなくなる可能性があります。
カミソリは肌を傷つける危険性が高いので、脱毛前の自己処理には必ず電気シェーバーを使用するのがおすすめです。
自分で処理が難しい部位は家族やパートナーに頼むか、サロン・クリニックのシェービングサービスを利用するのも1つの方法です。
傷ができたら必ずサロン・クリニックに自己申告する
もし脱毛前に傷ができた場合、必ずサロンやクリニックに申告が必要です。
「これくらいの傷なら大丈夫!」と自己判断するのはNG。
脱毛の施術を受けて、万が一傷が悪化してしまうと傷の治療が必要となり、脱毛完了までに時間がかかってしまいます。
脱毛できる傷かどうかの判断は、必ずサロンやクリニックの指示を仰ぎましょう。
施術日を延期する
脱毛は少なからず、肌に負担を与えています。傷ができた場合、無理に脱毛するのはおすすめできません。
無理に脱毛すると、傷が悪化するだけでなく色素沈着を起こす可能性もあります。
脱毛は何回か通い続ける必要があるので、定期的に通った方がより高い脱毛効果を期待できます。
しかし、肌への負担を考えると「傷が治るまで脱毛をお休みする」のがベストな選択です。
キレイな肌を目指すためには、焦らず傷が治るのを待つことも時には大切です。
ニードル脱毛を利用するのも1つの手段
帝王切開などの手術で大きな傷あとがある場合、シールなどで保護して脱毛することが多いです。
もし傷あとギリギリまで確実に脱毛したいのであれば、1本1本の毛に確実にダメージを与える「ニードル脱毛」を利用するのも1つの方法です。
サロンなどで行われる「光脱毛」の場合でも、傷あとギリギリまでショット方式で細かく照射してもらえます。
傷の大きさや肌質に応じて、自分に合った脱毛方法を選びましょう。
傷あと以外で脱毛ができないパターン
傷あと以外にも以下のようなパターンは基本的に脱毛できない場合があります。
- 妊娠・授乳中
- 過度な日焼け
- 生理中
脱毛ができない理由を詳しく見ていきましょう。
①妊娠・授乳中
サロンやクリニックでは、基本的に妊娠・授乳中の脱毛はできません。
妊娠中はホルモンバランスの影響などで、身体にさまざまな影響が出ます。
脱毛を行うと肌トラブルを起こす可能性が高いといわれています。
授乳中もまだホルモンバランスが安定していない状態のため、脱毛はお休みした方が良いでしょう。
②過度な日焼け
多くの脱毛サロンやクリニックでは、過度な日焼けをしている肌の施術ができません。
日焼けは、肌が紫外線によるダメージを受けている状態です。
過度な日焼けは赤みや乾燥などヤケドと同じ状態のため、脱毛の施術を受けると肌トラブルを起こす可能性があります。
赤みはなくても過度な日焼けをして黒くなった肌は、脱毛の痛みを感じやすくなります。
③生理中
原則として、生理中はデリケートゾーンの施術はできないサロンやクリニックが多いです。
生理中は肌が敏感な状態にあるため、肌トラブルにつながる恐れもあります。
また、衛生面から見てもさまざまなリスクがあり、施術は避けるべきだといえます。
ただし、デリケートゾーン以外の施術は可能なサロンやクリニックも多いので、自分の体調と相談して施術を受けるか、予約の変更をするか決めましょう。
まとめ【傷や傷あとは必ずサロンに相談を】
「傷や傷あと」と脱毛の関係をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
基本的に傷や傷あとがあると、脱毛することはできません。
ただし、傷が完全に治り、色素沈着を起こしていないようであれば脱毛できる場合もあります。
傷や傷あとの大きさ、状態によって脱毛可能かどうかの判断は異なります。
傷や傷あとがある場合は自己判断せず、まずはサロンやクリニックに肌の状態を相談しましょう!
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